森脇会長のご挨拶

埼玉地区交遊会・桜樹会の皆様

  ２０１２年の総会は権現堂に桜吹雪の舞う中、多数の参加者に集まりいただき盛大に開催することができました。
　昨年は震災後の余震の影響を考慮して開催を見合わせたため２年ぶりの総会になったことや２年の間に大勢の新入会員を迎えたことにより、にぎやかな顔ぶれの会となりました。
　交遊会員数は全国で４１７０人、埼玉地区は１０２名となりました。また桜樹会員は１００名となりましたので、本会の絵数は２０２名です。
　２０１２年度は役員改選期ではありませんので、２０１１年度に引き続き全役員が留任いたします。交遊会・桜樹会の本来の目的である「会員の親睦交流ならびに相互扶助を図るとともに会社の発展に寄与する」ために努めてまいります。
さて、６５歳以上となっているいわゆる「高齢者」の年齢区分を段階的に引き上げ、定年や年金、医療、介護といった高齢者施策をそれぞれにあわせ、再構築しようという動きがあります。だれしも、できるだけ長く健康で過したいという願いを持ち、新しい話題には付いてゆきたいものの、孤立した高齢者にはなりたくありません。
　厚労省が国民の健康に関する方策「健康日本２１」に健康寿命という指標を盛り込みました。健康寿命とは、一生のうちで、外出や家事など日常生活を支障なく送れる期間のことだそうです。この指標を使って平均寿命の延びを上回るペースで健康寿命を延ばすことが目標といいます。
　２０１０年の平均寿命は男７９．５５歳、女８６．３０歳です。
　比較して　　健康寿命は男７０．４２歳、女７３．６２歳です。
　その差は　　　　　　　男　９．１３歳、女１２．６８歳です。
　この差は寝たきりになったり、治療や介護が必要になったりする期間を意味します。
　生涯現役とまでは言いませんが、健康で元気な年寄りになりたい、そしてコロリ・・・。
　「健康日本２１」では「個人の健康は地域や職場など社会環境の影響を受ける」と唱えています。む・・・。これこそ趣味の会や同期の集まり、職場のＯＢ会の目標と一致します。
　交遊会・桜樹会の目的、役員幹事の果たすべき役割が見えてまいりました。

２０１２年４月吉日 　　　森脇忠雄