《足利氏発祥の地 足利市街の名所旧跡を巡ろう」ハイキング》
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第25回
ゆうゆうクラブハイキングは、5月18日(土)
室町幕府を開いた足利氏発祥の地で、織物と学問の街として発展した足利市の街歩きハイキングを行った。
現役会員も多くなり土曜日開催としたことから、30名のみなさんが参加した。
集合場所となった東武伊勢崎線足利市駅から、渡良瀬川の由来となった渡良瀬の清流を眺め
ながら街歩きを開始。
女性たちは、森里千里が歌って有名になった「渡良瀬橋」の歌碑を見に、少し遠回りして渡良瀬橋へ。
織物の町として発展した 足利市の高台に建立された織姫神社へ、229段の石段を上り切ると、朱塗りの本殿前の広場、縁結びのご利益があるということでお守りを仕入れ
る人も。
織姫神社の裏山に登り一休み、冬場の晴れ日には東京スカイツリーが遠望できるそうだが、残念ながら春霞で見ることができなかった。
山を下って足利の街並みを巡り、前日に国宝指定された「鑁阿寺(ばんなじ)」へ、お濠と土塁に囲まれた古刹で、反橋を渡り、楼門・鐘楼・経堂を巡り、鎌倉時代に建てられた鑁阿寺本堂へ、境内には、樹齢600年といわれる大銀杏の老木が歴史を感じさせる。
フランシスコ・ザビエルも日本最大の大学と世界に紹介した。日本最古の学校といわれる「足利学校跡」へ、孔子の教えを学ぶために平安時代に創設されたといわれるが定かではなく、鎌倉時代に上杉憲実が学校の基礎を作り、儒学を中心に易学、兵学、医学等、実践的な学問が行われ、明治5年の閉校まで続いた。
私たちも、全員が入学を許可され、漢字テストも優秀な成績を修め卒業を認められた。
楽しい昼食は、立派な座 敷を借り切り、会席料理で久し
振りに顔を合わす友との話も進み、ビールも進む。そしてNさん恒例の手品でさらに盛り上がる。
駅に向かう街歩きの途中で、足利名物「古印最中」を仕入れ、天候にも恵まれ、途中笑えないハプニングもあったが、何はともあれ無事に今回のハイキングを終えることができた。
(ゆうゆうクラブ幹事 二宮 義博
記)
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