第21回ゆうゆうクラブ行事報告

《鎌倉ハイキング》

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 第21回ゆうゆうクラブハイキングは、秋には少し早い10月21日(木)に16名が参加して、世界遺産への登録を目指している古都鎌倉を巡るハイキングを実施しました。
川出様  今回のハイキングには、鎌倉ガイド協会の川出様にご案内をお願いしました。
 生憎の小雨模様の北鎌倉駅前を出発して、およそ700年前の蒙古軍来襲により戦死した兵士たちの菩提寺として、北条時宗が中国より招聘した禅宗無学祖元により建立された円覚寺 総門「円覚寺」を訪れました。立派な山門をくぐり、国宝の舎利殿は優雅な唐様式で荘厳な雰囲気を漂わせていました。

 次に訪れたのは、禅宗の修業道場として有名な「建長寺」です。地震や火災により当時の建物は失われ、現存するのは江戸時代以降のものですが、当時の建築様式の面影は今に残っています。

「鉢の木」 昼食は、建長寺とゆかりのある「鉢の木本店」で、ちょっと豪華な懐石昼食に舌づつみを打ちました。なお「鉢の木」の由来は鎌倉時代までさかのぼるそうです。

 昼食後は、今日のメインとなる「天園ハイキングコース」ですが、集合写真@百段近くの石段を登りきったところから山登りが始まります。鎌倉の街の裏山に、これほどの急峻なハイキングコースがあるとは!!!予想外の展開に全員青息吐息。
 滑り易い山道を進むにつれて鎌倉時代を偲ばせる石仏や石窟が多数あり、仏教文化と融合していた鎌倉時代を再認識しました。
 山頂からは、鎌倉の町並みに続く相模湾を一望でき、大島の島影も遠望出来ましたが、期待していた富士山は霧雨に霞んで残念ながら望むことはできませんでした。

 花の寺として有名な瑞泉寺から、集合写真A鎌倉宮を経て、本日のゴール地点の鶴岡八幡宮に全員無事到着。さすがに全国の八幡宮を代表する社殿は立派です。また、今年の春に倒壊した伝説の大銀杏も、切株から新しい「ひこばえ」が芽吹いていて、是非大きく育ってほしいと皆で願を掛けました。
 今回のハイキングは全行程約7Kmで、途中少し険しい山登りもありましたが、ガイドの川出様による名調子のご案内により、古都鎌倉を再発見できた有意義な一日でした。   (ゆうゆうクラブ幹事 二宮 義博記)



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