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    春から夏にかけて悩まされるのが、敷地周辺の草取りです。特に梅雨の鬱陶しい時期は雑草にとって、一年で最も快適な時期です。気温は高く、水分も十分にありすくすくと育ちます。毎年、この時期になると家内と二人で草取りに追われていました(実際は家内が一人で・・・・・)。
    今年2月末日退職を機に家内からの強い要望があり、手掛けたのが敷地内の防草対策です。空き地に防草シートを敷き、その上に砂利を敷くことにしました。もともとモノづくり、機械いじりが大好きな私に、時間を与えてくれた訳ですから、断る理由もなく喜んで引き受けました。
    翌日から準備開始、3月初めから4月末日まで2ヵ月間の奮闘をご披露致します。

1.地ならし
    この作業で最も時間が掛かったのが地ならしです。透水式の防草シート使うことにしましたが、大雨の時は浸透しきれません。そこで全体の排水計画を作りそれに合わせて敷地全体に傾斜を付けます。水準器と糸があれば簡単に傾斜をつける図面はできます。ただし作業は容易ではありません。約1ヵ月を要する力仕事でした。










2.防草シート
    出来るだけ草が生えないよう厚手のものを探すため、ホームセンターを廻りましたが、時期がやや早かったためか、品揃えがなく、インターネット通販にて購入しました(その後5月頃になった時ホームセンターにも厚手の防草シートが置いてありました)。今回使用したのはコストパフォーマンスに優れた不織布タイプ、エコナル防草シートです。

3.砂利敷き
   100平方メートルに6トン(約4立方メートル)の砂利を購入し、敷き詰めました。。
使用した砂利は白砂利6号です。白砂利とは石灰岩を砕いたもので、乾いているときは白く、雨で濡れると黒く見えます。6号とは5〜13ミリメートルの大きさです。この大きさが、ガーデニング用によく使われているようで、歩きにくく、また歩くと音がして防犯対策としても有効です。

4.平板敷き
    人が歩く通路にはカラー平板を敷きました。ここでも地盤造りに苦労しました詩吟。勾配は砂利の部分と同じですが、さらに精度を上げ丁寧に仕上げました。
基礎は、約2センチメートルの砂利を敷き、その上に約1センチメートルのドライコンクリートを敷き平らにしました。カラー平板はその上に水準器で高さを調整しながら敷き詰めました。ドライコンクリートとは砂とセメントを3対1の割合に混ぜたものです。水を入れるとコンクリートになりますが、水を使わないのがドライコンクリートです。施工しやすく失敗してもやり直せますのでこの方法にしました。
    以上ですが、7月現在草も生えなくなり快適です。その分時間に余裕が出来、他の趣味に没頭できそうです。敷地内の雑草に悩ませている方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考にして頂ければと思います。
  

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